オンラインカジノの本人確認について


オンラインカジノで得た勝利金を出金しようとするときに、本人確認が済んでいるプレイヤーでなければ手続きできない仕組みになっているところがあります。
なぜそのような仕組みになっているのかというと、マネーロンダリングなどの不正行為を防ぐための措置だからです。
オンラインカジノの健全な運営をする上で、本人確認は欠かせません。
外国政府がライセンスを発行する際にも、本人確認は必ず問われる条件になります。
もし、本人確認をせずに出金できれば、プレイヤーとしては便利でしょうが、ライセンスの取得ができないオンラインカジノということになります。
そうなれば、ゲームの公平性や運営会社の税務状況を誰もチェックしないということです。
そのようなオンラインカジノで遊ぶことは、大きなリスクを伴います。

オンラインカジノの運営会社が、アカウントの登録者とプレイヤーが同一であることを確認する方法は、一般的に本人確認書類によって行われます。
自動車の運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどの書類が対象です。
これらの書類では、顔写真・住所・氏名・書類の有効期限などが調べられます。
ネットで拾った画像や他人名義の書類が使われることがないように、書類を撮影するときにはカラーで全体を写すことなどの条件が設けられているので、確認をしておきましょう。
他のサービスでは身分証として使えることもある学生証や顔写真のない保険証などは対象外となることがほとんどです。

さらに、提出した書類の信頼性を高めるために、住所確認書類の提出も求められます。
住所確認書類というのは、住所・氏名・発行した日付を確認できる書類のことです。
住民票、公共料金の領収書など信頼できる第三者が発行した書類が対象です。
発行した日付が古ければ書類の信頼性が薄れるので、提出日から3ヶ月以内などの期限が決められています。
住民票は、基本的に届け出を出した当日中に発行をしてもらえます。
急いで書類を提出したいときには、最寄りの役所や行政サービスコーナーなどで発行してもらうと良いでしょう。

クレジットカード決済を利用しているときには、クレジットカードの画像の提出も必要です。
クレジットカードの番号と署名がわかるように撮影をします。
必要な書類の画像を用意できたら、メールやアカウントのマイページにあるフォームなどから提出をすれば運営会社の審査が始まります。
なお、この提出では、画像ファイルのフォーマットが指定されていることがほとんどです。
異なるフォーマットで撮影をしたときには、改めて撮影をやり直さなければなりません。
また、運営会社が書類の内容を確認するためには、文字が鮮明に写っていることが絶対の条件です。
もし、書類や画像ファイルのフォーマットが正しくても、文字が不鮮明であれば提出をやり直すことになります。
光があたって文字が読めないということもあるので、撮影する環境にもよく注意したほうが良いです。

本人確認の審査は、はやければ画像の提出した当日中に終わります。
しかし、運営会社の審査体制や時期によっては審査がなかなか進まないこともあり、1週間以上かかることもあります。
もし、勝利金を早く手に入れたいならば、アカウントを登録してからすぐに画像の提出をしたほうがよいでしょう。
提出した書類に不備があったときには、当然ながら再審査です。
審査に通らなかった理由を説明してくれているならば、その点を改善して画像の撮影をやり直します。
説明がないときには、サポートに問い合わせれば教えてくれるでしょう。
有効期限が切れているなど書類に問題がある場合には、あらためて書類の再発行をして貰う必要があります。